その他の症状
うつ
うつ病で苦しんでいる方は、国内で100万人とも言われ、特にめずらしい病気ではなくなっています。 近年はさらに増える傾向にあります。 うつ病は自分には関係のない病気だと思っている方もいますが、実はどなたにでも発症するリスクがあります。 うつ症状は適切に治療をすれば改善する症状です。 薬に頼りたくない、なかなか良くならないなど、一人で悩まずにご相談下さい。
以下に該当する方は一度ご相談下さい
- ・体がだるく疲れやすい
- ・頭痛持ち
- ・首筋や肩がずっとこっている。または度々痛くなる
- ・不眠
- ・食事がすすまない。味を感じない。
- ・最近、気が沈んだり重くなったりする
- ・最近、回りとのコミュニケーションを取りたくない
- ・朝は特に無気力になった
- ・音楽やテレビが楽しくない
- ・騒音が特に気になる
- ・息が吸いづらい
- ・のどの奥につまった感じがある
- ・仕事の効率が上がらない
- ・本来は熱心できちょうめん
- ・以前にも現在と似たようなことがあった
花粉症
花粉症の原因となる植物は日本国内で50種類ほどの種類があり、飛散がピークを迎える時期が異なります。
花粉の種類
スギ、ヒノキ、カバノキ科、イネ科、ブタクサ、ヨモギなど 花粉症全体の7割がスギ花粉によるものと言われています。 花粉を吸いこんで花粉が体内に入り込んだ時に、アレルギー体質の人はIgEという抗体を作ります。 花粉を吸うことで抗体を作り続けた結果、この抗体が一定水準に達すると花粉症を発症します。 通常であれば、この免疫反応は適正な範囲でコントロールされているのですが、その免疫機能が過剰に働いてしまうのがアレルギー反応です。 アレルギー体質やアトピー体質の方はIgE抗体をつくりやすいため花粉症になる人が多いですが、最近では遺伝的な体質がなくても花粉症が起こり得るということが分かってきました。
自己免疫疾患(主に膠原病)
原因となっているのは、自分自身が細菌やウイルスなどの体外から入ってくるものに対抗するため持っている免疫機能に異常が起きて自分自身の正常な細胞を攻撃することではないかとされています。このことを自己免疫疾患と言いますが、この疾患の原因がまだ特定できていないため、治療方法も対症療法(原因を排除するのではなく、症状が現れるのを抑えるだけ)という治療方法が取られることが多いです。 【自己免疫疾患(主に膠原病)の種類と部位】 ・全身性エリテマトーデス(SLE) 全身性 ・関節リウマチ(RA) 主に関節、子供では全身性 ・全身性硬化症(SSC)、全身性強皮症(PS)、進行性全身性硬化症(PSS) 主に皮膚 ・混合性結合組織病(MCTD) 主に全身 ・成人スティル病(ASD) 主に全身性 ・皮膚筋炎(DM)、多発性筋炎(PM) 主に皮膚や筋肉 ・シェーグレン症候群(SjS) 主に唾液腺、涙腺 ・結節性多発性動脈炎(PN) 主に血管 ・Wegener肉芽腫症 主に副鼻腔、腎臓、肺 ・アレルギー性肉芽腫血管炎 主に血管 ・過敏性血管炎 主に血管 ・側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎) 主に大きな血管 ・アレルギー性紫斑病 主に血管 ・川崎病 主に血管 ・線維筋痛症 主に筋肉 ・クローン病 主に消化管 ・潰瘍性大腸炎 主に消化管 ・ベーチェット病 主に粘膜
不妊治療
「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。 日本産科婦人科学会の定義では「一定期間」とは「1年というのが一般的」としています。 不妊の原因は男性側・女性側、あるいはその両方にある場合がありますが、何も原因がない場合もあります。男性側に原因がある割合と、女性側に原因がある割合は、ほぼ半々と言われています。 ※当院を受診の前に、専門の病院での検査をきちんと受けて下さい。 検査情報も必要です。 当院での不妊症治療としては、主に骨盤を整える手技と鍼灸治療を行います。 身体をほぐしたり、骨盤を整えたり、やさしい鍼とお灸を使います。痛みもありません。 血流の改善を行い、代謝を上げ、身体の冷えを取り、ホルモンを整えます。 腰痛や肩こりなどの改善とともに骨盤のゆがみを整え、妊娠しやすい体づくりを、身体、心、食事など多角的にアプローチしていきます。 その他、肥満が原因の不妊もあるため、耳つぼダイエットを不妊治療として行うこともあります。 クリニック等での不妊治療でダメだった方でも、通院されて、みごと耳つぼベビーが誕生した実績も多数あります。
逆子治療
主に、足の小指にある「至陰」という経穴にお灸を行います。また、鍼を使って婦人科系を整える経絡治療を行います(すべての方に鍼を使うわけではありません)。患者様には負担の少ない体位で行います。 胎児の向きや、母体の骨盤の状態にもよりますが、1〜5回で効果が出ることが多いです。 当院では、かなりの高確率で成功しています。
帯状疱疹後神経痛(PHN)
帯状疱疹は、幼児期に感染した水痘ウイルス、つまり潜んでいた水ぼうそうのウイルスが免疫力の低下などで活性化し発症します。 最初は、皮膚の違和感や触覚などの感覚が低下し、神経に沿ってチクチクする痛みと、4〜5日すると帯状に赤みがかった水疱が出るのが特徴です。 湿布などを貼っていた人は、湿布カブレと勘違いする人もいます。 赤みがかった水疱の出始めの頃までに、早期に発見して抗ウイルス薬の服用や神経ブロック療法などを受けると、帯状疱疹後神経痛のリスクをかなり低下させることが出来ます。 帯状疱疹後神経痛とは帯状疱疹の後遺症です。帯状疱疹の発疹は完全に治ったにもかかわらず、痛みだけが残ります。ウイルスによって傷つけられた神経のダメージが原因です。 神経のダメージの程度によって痛みの強さが違いますが、焼けるような灼熱痛や電気が走るような電撃痛が、長い人では数年から10年近く続く人もいます。 ≪治療≫ 帯状疱疹後神経痛のような難治性疼痛には「遠絡療法」が効果的です(遠絡療法は院長のみ)。 初回治療から効果を実感して頂ける方もいますが、ほとんどの方は病院を転々として、時間的な経過が長い方が多いので、遠絡療法の治療始めは痛みの治まる時間が半日以下の方が多いようです。 通常3〜4カ月の治療で、服薬だけでは治まらなかった痛みが軽減していることが実感できます(重症例は2〜3年)。
CRPS (複合性局所疼痛症候群)
CRPS(complex regional pain syndrome 複合性局所疼痛症候群)とは、カウザルギー(灼熱痛)や反応性交感神経性ディストロフィー(RSD)など様々に呼ばれていたものを1994年の国際疼痛学会で「骨折などの外傷や神経損傷の後に疼痛が持続する症候群」として定義。 交感神経の過剰な活性化に関っていると考えられる疼痛である。神経因性疼痛の代表的疾患であり、体性神経の損傷および骨・筋肉組織損傷、外傷(軽度〜重度まで)、内臓疾患、中枢神経系損傷後に発症するとされるが、明らかな先行した損傷がなくとも発症することがある。 ≪臨床症状≫ ・刺激を起している損傷や疾病とは不釣り合いな激しい疼痛 ・疼痛性刺激に対する過剰反応 ・通常なら疼痛を起さない刺激に反応した痛覚 ・皮膚萎縮(光沢・乾燥・鱗状を示す) ・多汗症 ・浮腫 ・こわばり ・毛髪の成長低下 ・患部のまだら様骨粗しょう症 ・運動制限 ・温異常 ・筋委縮 ・爪の変化(初期は速く伸び、やがて伸びにくく、もろくなる) ・症状の拡大
脳脊髄液減少症
脳脊髄液減少症は頭痛、めまい、耳鳴り、嘔気、倦怠感などの不定愁訴を多く伴い、最も典型的な症状としては起立性頭痛(起き上がると頭痛が増強) があります。 頭部検査では特徴的な所見は少なく、髄液圧は正常の場合が多いです。 原因は、不明、もしくは交通外傷など強い衝撃の場合が多く、学童期、小児期発症例は、ほとんどが脳脊髄液減少症です。
難治性・原因不明疾患
・診断名がつけられない症状。 ・診断名はついているが、原因不明で治療方法が確立しておらず、長期にわたって生活に支障がある疾患。 ・診断名も治療法もあるが、治療しても症状が軽減しない。 まずは、医療機関でしっかり検査を受けて下さい(当院から紹介状を書くことも可能です)。 診断名のつく疾患で、かつ治療法が確立されているものであれば、当院の出番はありません。 病院の検査では分からない。病院で治療したが、症状の軽減がないもの、または悪化しているものを治療対象と考えています。 また時には、現在の治療法に納得がいかない、という方なども対象になることがあります。 あきらめずに、本当に困ったときは一度ご相談下さい。 ※難治性・原因不明疾患は院長のみ対応。 電話予約時に院長指名とお伝え下さい。