鍼灸治療

鍼灸とは

はり・お灸は、起源は遠く石器時代にまでさかのぼり、狩りの途中でとがった石や植物のトゲで体表を傷つけてしまったことで、本来あった痛みが偶然に楽になるといった経験を繰り返すうちに関心をもち、とがった石などを使って体表を刺激すると痛みが軽減することを徐々に覚えていったのです。 お灸も、火であぶった石や土のかたまりを体に当てて寒さを除くことを覚えているうちに、体のある部位に当てると痛みも軽減できることを学んでいったのです。今では、はり・お灸の効果は、まだ未解明の部分もあるものの、いろいろな学説や研究論文などにより医学的に証明されるようになり、大学病院でも東洋医学科などにて盛んに治療に用いられていることがなによりの証明です。

鍼灸とは

こんな方必見！

一般的なもので「首や肩のこり」「腰痛」「筋肉疲労」「脱臼」などです。
ただ鍼灸治療はそのほかにも様々な症状に効果が出ます。
たとえば、不眠・冷え・内臓不調・神経痛・めまい・花粉症・不妊・うつなど、驚くほど多くの治療に効果を実感いただけます。

直接的な針の刺激による痛みの緩和効果があり、血液やリンパの流れを良くすることによってコリを取ることが出来ます。内的には自律神経のバランスが整い、ストレス性の症状の緩和や、胃腸など内臓のバランス回復に役立ちます。

西洋医学は病気を特定し取り除くことで回復を図りますが、東洋医学は体の免疫力を高め自然治癒力を目的としたものなので、明確な病気ではないが、体調が優れない方などにも鍼灸治療は効果を出しやすいです。

こんな方必見！

様々な症状に
対応しています。

WHO（世界保健機構）が鍼灸治療で効果があると、認定しているものになりますので参考にご覧いただければと思います。

分類
疾患名
運動器系疾患
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・五十肩、腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症（骨折・打撲・むちうち・捻挫）
神経系疾患
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠、神経症、ノイローゼ・ヒステリー
消化器系疾患
胃腸病（胃炎・消化不良・胃下垂・胃酸過多、下痢、便秘）・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
呼吸器疾患
気管支炎・喘息・風邪および予防
循環器系疾患
心臓神経症、動脈硬化症・高血圧低血圧症、動悸・息切れ
代謝内分泌系疾患
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血生殖・泌尿器系疾患・膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
小児科疾患
小児神経症（夜泣き・かんむし・夜驚・消化不良・偏食・食欲不振・不眠）・小児喘息、アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
眼科疾患
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
耳鼻咽喉科疾患
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血、鼻炎・蓄膿（ちくのう）・咽喉頭炎・扁桃炎（へんとう炎）

※あくまで世界基準で効果が認められたものが記載されているだけなので、
病名の記載がなくても治療に効果的な場合がございますので是非ご相談下さい。

当院での治療法

痛みを和らげるのも大切な治療ですが、その場しのぎの治療にはならないように、日常生活な中に潜んでいる根本的な原因を探り治療に当たります。
当院の治療では手技を第一に考えておりますが、患者様と共に治療方針を決定したうえで、様々な治療機器を活用して行っていきます。

当院では筋骨格系の痛みだけでなく、婦人科系の症状や逆子の治療、花粉症や自律神経失調症、ＰＨＮ（帯状疱疹後神経痛）、CRPS（複合性区域性疼痛症候群）、三叉神経痛、手足のシビレなど病院で治療を受けているのになかなか症状が改善しない難治性の症状も、お気軽にご相談ください。

その他このような症状も
対応しています

  • うつ
  • 花粉症
  • 自律神経失調症
  • 自己免疫疾患
  • 不妊治療
  • PHN(帯状疱疹後神経痛)
  • CRPS(複合性局所疼痛症候群)
  • 原因不明疾患