〜夜中に足がつる原因は“寝ている間の脳”にあった!〜
「うっ…!」
夜中に突然ふくらはぎがつって、激痛で目が覚めた…。
そんな経験はありませんか?
実は、寝ている間に起こるこむら返りは、ただの「筋肉疲労」や「冷え」が原因とは限りません。
「脳の誤作動」が深く関わっている可能性もあるのです。
今回は、寝ているときに起こるこむら返りと“脳の働き”の関係についてお話しします。
こむら返りとは?夜中に多い理由
こむら返りとは、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋など)が急激に収縮して起こる痛みのこと。
特に寝ているときに起きるのは、以下のような理由がよく知られています。
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冷えによる血行不良
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水分・ミネラル不足(特にマグネシウムやカリウム)
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筋肉疲労の蓄積
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寝返りの際の急な筋収縮
これらに加えて、近年注目されているのが **「脳や神経の誤作動」**という考え方です。
寝ている間に脳は何をしている?
私たちが寝ている間も、脳は完全に休んでいるわけではありません。
むしろ、脳は体のメンテナンス作業を行う重要な時間といわれています。
自律神経のバランスを整えたり、記憶を整理したり、筋肉の緊張を調整したり…。
つまり「体を整える司令塔」として、脳は夜間も働いているのです。
ですが、この夜間の脳の働きに“誤作動”が起こると、必要のないタイミングで筋肉に「縮め!」という命令が出てしまうことがあります。これが寝ているときのこむら返りの一因と考えられているのです。
脳の誤作動ってどういうこと?
簡単に言うと、「神経の配線トラブル」です。
脳から筋肉への指令は、神経を通じて送られています。
でも、以下のような状態が続くと、この伝達にノイズが生まれ、誤作動を引き起こすことがあります。
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姿勢の歪み(猫背・反り腰・骨盤のズレなど)
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ストレスや過労による自律神経の乱れ
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寝具や寝姿勢による神経圧迫
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慢性的な運動不足や過緊張
これらの影響で、寝ている間に 筋肉をリラックスさせるべきタイミングで、逆に収縮させてしまう命令が出てしまうのです。
接骨院でできること
てぃーだ接骨院では、「筋肉だけでなく神経と脳のバランス」に注目し、こむら返りの根本的なケアを行っています。
例えば:
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骨盤や背骨の歪みを整えることで、神経の通り道をスムーズに
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自律神経にアプローチする優しい手技
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睡眠中の姿勢や寝具選びのアドバイス
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血流改善やストレッチによる神経のリセット
など、再発予防を意識した施術を行っています。
自分でできる予防法
接骨院でのケアに加えて、次のようなセルフケアも効果的です。
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寝る前の水分補給(常温の水がベスト)
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軽いふくらはぎのストレッチ
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足元を冷やさないようにレッグウォーマーを使用
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深呼吸や入浴で自律神経を整える
特に「毎晩つる」「決まった時間につる」という方は、脳の誤作動が慢性化しているサインかもしれません。
最後に:夜中の足のつりは、身体の声
夜中に突然起こるこむら返りは、ただの「筋肉のトラブル」ではなく、
「身体や脳のバランスが崩れているよ!」というサインかもしれません。
薬や湿布でその場をしのぐだけでなく、根本から整えることで、ぐっすりと快適な睡眠を手に入れませんか?
てぃーだ接骨院では、あなたの体の声に寄り添いながら、やさしく丁寧にケアしていきます。
気になる方は、お気軽にご相談くださいね。