ブログ
【第2回】熱中症になりやすい人・場面とその予防法
こんにちは、てぃーだ接骨院です!
前回の記事では「熱中症とはなにか?」「どんな症状があるのか?」についてご紹介しました。今回は、熱中症になりやすい人や場面を知ることで、より効果的な予防ができるようにしていきましょう。
◆ 熱中症になりやすい人とは?
熱中症は誰にでも起こりうるものですが、特にリスクが高い方々がいます。
1. 高齢者
高齢者は体温を調整する機能が低下しており、喉の渇きを感じにくいため、水分不足に気づかないまま熱中症になることがあります。特に室内にいても油断は禁物です。
2. 子ども
体が小さく、汗をかく能力も未発達な子どもは、外気温の影響を受けやすく、すぐに体温が上昇してしまいます。外遊びや部活動のときは特に注意が必要です。
3. 屋外で働く方・スポーツをする方
建設現場や農作業など屋外での労働はもちろん、炎天下でのスポーツも脱水症状を引き起こしやすく、熱中症リスクが高まります。
4. 睡眠不足・二日酔いのとき
意外に思われるかもしれませんが、体調が万全でない状態では体の水分バランスや体温調節機能が乱れやすく、熱中症にかかりやすくなります。
◆ 熱中症が起きやすい場面
● 室内にいるとき
クーラーをつけずに過ごしていたり、窓を閉め切ったままの環境では、室内でも温度と湿度が高くなり、熱中症になるケースが少なくありません。
● 運動や作業中
ジョギングやスポーツのほか、ガーデニングや掃除などの軽作業でも、長時間続けると熱がこもりやすくなります。
● 車内
真夏の車内はわずか数分で50度近くに達することもあります。お子さんや高齢者を車内に残すのは絶対に避けましょう。
◆ 予防のために心がけたいこと
1. こまめな水分補給
喉が渇いたと感じた時点ではすでに軽度の脱水が始まっていることも。こまめに水分を摂ることが大切です。汗をたくさんかく場合は、塩分やミネラルも一緒に補えるスポーツドリンクなどが効果的です。
2. 衣服の工夫
風通しの良い、吸湿速乾性のある服を選びましょう。帽子や日傘も直射日光を避けるのに有効です。
3. エアコンを我慢しない
高齢の方は「冷房は体に悪い」と思って我慢してしまうことがありますが、適切な室温(25〜28度)に保つことは熱中症予防にとても重要です。
4. 十分な睡眠と栄養
睡眠不足や栄養の偏りは体調を崩す原因となり、熱中症を引き起こしやすくします。夏バテしないよう、しっかり食べて休むことも大切です。
◆ 家族や職場で声をかけ合おう
特に高齢のご家族や小さなお子さんがいる家庭では、「水分摂ってる?」「エアコンつけようか?」といった小さな声かけが、大きな事故を防ぐことに繋がります。
また、職場でも「休憩を取りましょう」「水を飲みましょう」など、声をかけ合うことがチーム全体の健康管理になります。
◆ まとめ
熱中症は予防が何よりも大切です。「自分は大丈夫」と思わず、周囲にも目を配りながら、暑さに負けない体づくりと生活習慣を心がけましょう!
次回は最終回、「もしもの時の対処法と、接骨院でできること」についてお伝えします。万が一熱中症になってしまったときに備えて、ぜひご覧ください。
あなたにオススメの記事
- てぃーだ
- 2025/05/23
- 【第3回】もしもの時の対処法と、接骨院でできること
- てぃーだ
- 2025/05/22
- 【第2回】熱中症になりやすい人・場面とその予防法
- てぃーだ
- 2025/05/21
- 【第1回】そもそも熱中症ってなに?原因と症状を知ろう